格安SIM/格安スマホの契約手続きの際には審査が実施されます。携帯電話会社の大手キャリアでも審査はあります。新規/乗り換えに関係なく審査は実施されることになりますが、審査落ちすることもあります。
格安SIMだから審査に通りやすいとは言えないので注意しましょう。また、審査内容の詳細は不明になっていますが、審査される内容などは判断できます。審査落ちにならないためにも理解しておきましょう。
携帯電話や格安スマホSIM契約には審査がある
スマートフォンなど携帯電話の契約には必ず審査があります。審査基準は各社で違いがありますが、審査内容には契約審査と分割審査があります。契約審査に落ちればスマホ契約はできなくなります。
スマホなどの申し込み時に受ける審査が契約審査になります。携帯電話の契約時には必ず審査があります。そのため、携帯審査なしで契約することは難しいので注意してください。
分割審査はスマホ端末を分割払いで購入する際におこなわれる審査になります。SIMカードのみの契約や端末代金を一括購入した場合は、分割審を受けることはありません。
契約審査内容は
過去や今現在、携帯電話料金の支払いに延滞や遅れなどの未払い情報を調べることになります。また、短期解約や強制解約などの有無も審査の対象になります。
未払い情報は事業者間で共有と情報の交換をしており、調べれば瞬時に判明することが可能になっています。未払い情報があれば契約審査で落ちることになり、スマホ契約ができなくなります。
契約審査に承認されなければ、格安SIM会社だけでなく大手キャリアも含め、携帯電話の契約することができないので注意しましょう。審査なしでの契約をすることは難しくなっています。
分割審査内容は
スマホやケータイ端末を分割払いで購入する時に実施されるのが分割審査になります。
スマホ端末が高額になっていることもあり、分割払いで購入される方も多いでしょう。分割購入はローンに該当するため、信用情報機関に照会することになります。
クレジットカードやキャッシング・自動車ローンだけでなく、過去にスマホ端末代金の支払いが遅れたり滞納があれば、ローン審査に落ちることになります。
機種変更される場合にも分割審査を受ける場合がありますが、毎月の携帯電話料金のお支払いに遅れなどがあれば、分割支払いでの購入が厳しくなることもあります。
名義変更審査の審査内容は
携帯電話の名義を変更する際に実施される審査になります。
改称/継承/譲渡の際に行われます。
改称は結婚をされて名前が変更になった時に実施される審査は、提出書類などに不備やなければ審査落ちになることはありません。名義変更の審査では、最も無難で審査落ちになりません。
継承とは携帯電話を契約されていた方が、亡くなった時などに契約を引き継ぐ際に実施されます。新規契約の際に実施される審査と同じになります。引き継がれる人により審査落ちになる場合もあります。
譲渡とは回線契約を他の方に譲渡される際に実施されるます。継承と同様で携帯電話の新規契約の際に実施される審査と同じ審査を受けることになります。端末代金の残債があれば譲渡ができません。
必ず残債金を一括で返済して完済することが必要になるので注意してください。
携帯電話の新規契約/乗り換え審査に落ちる理由や原因は
新規契約/乗り換えの際に審査に通らない、審査に落ちてしまうと契約ができないことになり利用することができなくなります。審査に落ちる原因は様々な理由が考えられます。
格安SIM会社/大手キャリアなどは、審査基準を明確にしていません。また、審査落ちの理由などは説明してくれません。そのため、審査落ちになる原因を考えることが必要になります。
携帯料金の未払い情報は大手キャリア/格安SIM(MVNO)事業者間で共有されます。
本人確認書類の不備や申し込み情報と違いがある
本人確認審査の段階で審査落ちになるケースも多くあります。
オンライン申し込み情報と提出した本人確認書類が異なる場合です。住所などの番地やマンション名、氏名などのカナに違いがあるなどが原因になります。入力の際には注意が必要であり確認も忘れてはいけません。
提出書類の画像データなどが鮮明でなければいけません。そのため、アップロードした画像が不鮮明であれば審査落ちになります。画像提出の際にも注意を払う必要があります。

携帯電話料金の滞納/未払いがある
新規/乗り換え(MNP)に関係なく実施される審査ですが、携帯電話料金の未払い/滞納などの情報を確認することになります。大手キャリア/格安SIM会社のどちらでも行われるのが契約審査になります。
他社で携帯料金未払い/強制解約/短期解約などの情報があれば、契約が厳しくなります。
携帯電話会社などが加盟する情報機関で、不払者情報の交換が実施されています。そのため、大手キャリア/格安SIM会社で未払いなどの情報があれば、契約することができないので注意しましょう。
加盟する情報機関は、電気通信事業者協会(TCA)/テレコムサービス協会(TELESA)です。
1社で料金不払いなどの情報があれば、大手キャリア/格安SIM会社が加盟している情報機関で、未払いなどの情報交換があるので、契約ができない事態になります。
ブラック情報が信用情報に登録されている
スマートフォン端末などを分割払いで購入するときに審査対象になります。
10万円以上の端末を分割で購入する場合には、割賦販売法が適用されるので携帯電話会社などが加盟する信用情報機関に照会することになります。大手キャリア/格安SIMなどは関係ありません。
過去にスマートフォン端末代金/クレジットカード/自動車ローン/カードローンなどの支払いに、3ヵ月以上の遅れや延滞があればブラックになってしまいます。この場合は、分割審査には通りません。
10万円以下の端末代金の場合は、信用情報機関への照会は各企業に違いがあります。
契約者名と支払い名に違いがある
契約者本人の名前と支払い方法に指定した名前が異なれば、審査には通過できません。
クレジットカードや銀行口座などは、契約者本人の氏名と同じなければいけません。
機種変更の場合でも審査が実施されることも
毎月の携帯料金の支払いに遅れがある場合などでも、機種変更が出来なくなることがあります。そのためにも、口座振替で遅れなく引き落としされていることが重要になります。

携帯審査に通らない時の対処方法
過去も含め今現在、他社で滞納や未払いがあれば一括返済をして完済することが必要になります。完済なければスマホなどの契約は難しくなります。携帯電話料金の未払い情報がなければ、契約審査は問題ないといえます。
支払い方法を登録するときに、デビットカードなどは審査に落ちることが多くあります。また、プリペイドカードなども同様になるので注意してください。クレカ/口座振替を検討しましょう。
オンライン申し込みの場合には、記入ミスや入力漏れなどに注意をしましょう。本人確認書類の提出は、案内されたとおりに提出すことが大切です。本人確認で審査落ちになることも多いです。
ローンなどで延滞や滞納が原因でブラックになっていれば、端末代金は分割で購入ができません。そのため、一括購入や中古端末を用意しましょう。分割で端末を購入しなければ、分割審査ありません。
他社に携帯料金の未払いがなければ、契約審査に通過することが可能になります。
短期解約や強制解約などがあれば、自社ブラックになるだけでなく系列グループ会社での契約は難しくなるので注意しましょう。ドコモ/ahamo、ソフトバンク/ラインモ/ワイモバイル、au/povoの様になります。
分割払い購入をしなければ信用情報は確認されない。
未払いがあれば必ず完済しなければ契約ができない。
機種変更の場合でも分割払いは審査が実施されことがある。